2025年から年4回開催されるようになったグランドスマッシュのダブルス競技には、同国選手は(ワイルドカード、推薦枠を除いて)1ペアしか出場できません。現在日本女子は張本美和/大藤沙月ペアが世界ランク最上位であるため、早田ひな選手が日本人選手とペアを組んでグランドスマッシュに出場することはできません。
そのような背景もあってか、早田ひな選手は2025年シーズンから日本生命レッドエルフに移籍した韓国の朱芊曦選手とペアを組んでチャイナスマッシュ2025に出場しました。即席ペアで限られた時間しか練習できなかったにも関わらず決勝に進出し、蒯曼/王曼昱選手にあと少しで勝てるかもという善戦をし、準優勝という素晴らしい結果を残しました。
早田ひな選手は朱芊曦選手とまた組みたいとの意向を表明しており、今後の活躍が非常に楽しみなペアです。
*アイキャッチ画像はWTT公式アカウントのXポストからの引用です。
早田ひな/朱芊曦ペア
早田ひな選手はチャイナスマッシュ2025で、人生初の国際ペアとして韓国の朱芊曦とペアを組みました。即席ペアながら激戦を制して決勝まで進出し、蒯曼/王曼昱選手にあと少しのところまで迫りました。明らかに今後が期待できるペアリングだったし、早田ひな選手自身もまた組みたいと意思表明しているので楽しみにしています。
2025年
チャイナスマッシュ2025(9月25日から10月5日)
2回戦(R16)で第2シードの張本美和/大藤沙月ペアと当たる厳しいドローでしたが、激戦を制して勝ち上がり、王暁彤/徐奕ペアにも競り勝って決勝に進出しました。決勝では蒯曼/王曼昱ペアに負けてしまい準優勝でしたが、朱芊曦選手との初ペアリングでの準優勝は快挙と言えます。