2023年から突如登場した新フォーマットによる混合団体ワールドカップは、大会は大盛況となるものの、主力メンバーが揃わない国があるなど選手の間では微妙な印象でした。ところがロサンゼルスオリンピックの卓球種目に正式採用されることが発表されたため、重要視せざるを得ない大会になりました。
日本は順当に勝ち上がって決勝に進出しましたが、強すぎる中国に圧倒されてしまいました。それでも素晴らしい準優勝(銀メダル)でした。
*アイキャッチ画像はテレ東卓球情報のXポストからの引用です。
大会の仕様
- 16カ国(チーム)が出場し、ステージ1は4チームずつの4グループに分かれてラウンドロビンで総当たり戦を行います。上位2チームがステージ2に進出します。
- ステージ2は8チームがひとつのグループとしてラウンドロビンで総当たり戦を行いますが、ステージ1で対戦したチームとは試合を行わず、ステージ1の結果が引き継がれます。
- ステージ2の結果上位4チームがステージ3に進出します。
- ステージ3は準決勝から始まるトーナメント戦で、ステージ2の結果1位と4位、2位と3位が準決勝を戦います。
- ステージ3には3位決定戦があります。
- 各チームは男女3名ずつもしくは4名ずつで構成されます。試合にエントリーする男女の人数は同じでなければいけませんが、最少2名ずつでも構いません。
- 各試合は次の5マッチで構成されます。
- 混合ダブルス
- 女子シングルス(混合ダブルスに出ていない選手)
- 男子シングルス(混合ダブルスに出ていない選手)
- 女子ダブルスまたは男子ダブルス
- 男子ダブルスまたは女子ダブルス
- 男女ダブルスの順番は混合ダブルス終了時にチームランキングの低いチームが指定します。が、今大会からダブルスのオーダーも試合開始前に公開可能(どちらにするか選択可能)に変更されたようです。
- 選手は最大2マッチにエントリーできます。混合ダブルス+ダブルスまたはシングルス+ダブルスです。
- 各マッチは3ゲームマッチで、必ず3ゲーム行います。結果は3-0、2-1、1-2、0-3のいずれかになります。
- 勝利したゲーム数の合計が8に到達した時点でチームの勝利が決まり、(そのマッチは3ゲーム行っていなくても)試合終了になります。
- 最も競った場合、第5マッチの第3ゲームで勝利ゲームカウント8-7で決着します。
- 一方的な展開になった場合、最短で第3マッチの第2ゲームで勝利ゲームカウント8-0で試合終了になります。
- そのため男女ダブルスにのみエントリーした選手は、仕組み上、戦えるゲーム数が少なくなります。
ロサンゼルスオリンピックの卓球種目に採用
ロサンゼルスオリンピックでは従来の男女別団体戦が廃止され、代わりに男女ダブルスと混合団体戦が採用されます。混合団体戦は、男女ともに強いメンバーが揃っている国に有利になるとの批判もありますし、男女別団体戦がなくなったのは非常に残念に思いますが、決まったことはしょうがないです。
しかし、まだロサンゼルスオリンピックでの混合団体戦の試合形式はおろか、従来通り出場できるのは3選手なのか、4選手に増やすのかすら発表されていません。
現状の混合団体ワールドカップの試合形式だと試合数が多く、他にシングルス、混合ダブルス、男女ダブルスがあることを考えるとそのまま踏襲されるとは思えませんし、各マッチ必ず3試合行って合計8ゲーム取ったチームが勝利というルールが採用されるかどうかも怪しいです。
そうではあっても、混合団体戦を重視しないわけにはいかず、おそらく各国ともダブルスの強化を課題にしているのではないでしょうか。
大会情報
- 期間:2025年11月30日から12月7日
- 場所:中国の成都(日本との時差1時間、現地10:00が日本の11:00)
- 出場種目:男女混合団体戦
- 参照:ITTF公式サイト、日本卓球協会公式サイト
TTR対象大会
TTRの公式資料によると今大会はTTR対象外だったのですが、T1、T2の両方でTTRが採用されていました。複数台のテーブルでTTRが採用されたのは初めてですね。
ネット中継
試合はT1とT2の2台進行で行われました。
- ITTFがYoutubeチャンネルでリアルタイム配信しましたが、日本では地域制限により視聴できませんでした。
- テレビ東京卓球チャンネルがT1、T2の日本チーム以外の試合を配信しました。
- 日本チームの試合はU-NEXTで日本語実況付きで配信されました。日本では、日本チームの試合はU-NEXTでしか視聴できませんでした。
- 試合終了後24時間以内に、日本チームの試合のみハイライトが、それ以外はフル動画のアーカイブがテレビ東京卓球チャンネルにアップされました。日本チームの試合のフル動画は約1週間後から公開される予定です。
- テレビ東京が地上波で日本チームの試合を(録画+中継で)連日放送しました。
大会開幕前
卓球ジャパンによる特集
インタビュー
開幕前日に撮られたインタビュー動画。
会場初練習
プロモーション動画
テレ東制作の、番組宣伝を兼ねたプロモーション動画です。
出場選手
男子は張本智和選手、戸上隼輔選手、松島輝空選手、篠塚大登選手が、女子は張本美和選手、早田ひな選手、伊藤美誠選手、大藤沙月選手の計8名が出場しました。選考基準は3大会連続で公表されませんでした。
グループ分け
こちらに出場国のシード順と選手一覧があります。日本は第2シードでした。
ドローセレモニー
第1-4シードは抽選なし、残りはシード順に2チームごとの抽選です。妥当な方法だと思います。
ドローセレモニー後のインタビュー。
グループ1
中国、エジプト、香港、チリの4チームです。
グループ2
日本、インド、オーストラリア、クロアチアの4チームです。避けたかったインドを確率1/2で引いてしまいましたが、乗り越えましょう。
グループ3
韓国、台湾、スゥエーデン、アメリカの4チームです。
グループ4
ドイツ、フランス、ルーマニア、ブラジルの4チームです。
ステージ1:1位通過
日本チームは第2シードで、インド、オーストラリア、クロアチアがいるグループ2に入りました。次はステージ1、グループ2の対戦結果一覧表です。

日本チームはステージ1全勝で1位通過しました。
ステージ1ハイライト。
公開待ち。
S1-1:オーストラリアとの対戦
次のオーダーでした。
- 戸上隼輔/早田ひなーJiamuwa WU/Finn LUU
- 張本美和ーYangzi LIU
- 張本智和ーNicholas LUM
- 伊藤美誠/早田ひなーJiamuwa WU/Yangzi LIU
- 松島輝空/戸上隼輔ーNicholas LUM/Finn LUU
チームは8-1で勝ちました。
試合後のインタビュー。
オーストラリア戦のフル動画。
オーストラリア戦のハイライト。
TOP 10 Points。
第1試合
とがひなペアとJiamuwa WU/Finn LUUペアの対戦でした。

とがひなペアは状態が良く、先にゲームポイントを握られた第3ゲームも逆転で取って3-0で勝利、しっかりチームに貢献しました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
張本美和選手とYangzi LIU選手の対戦でした。

第1ゲームはタイミングが合わず大量リードを許しましたがデュースに持ち込み逆転で取りました。第2ゲーム以降は圧勝でした。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
張本智和選手とNicholas LUM選手の対戦でした。

第2ゲームは逆襲にあって落としましたが、しっかり2-1で勝ってチームの勝利を決めました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
1-2:インドとの対戦
次のオーダーでした。
- 戸上隼輔/張本美和ーパル/ゴルパデ
- 伊藤美誠ーバトラー
- 松島輝空ータッカー
- 伊藤美誠/早田ひなーチタレ/ゴルパデ
- 篠塚大登/戸上隼輔ーグナナセカラン/パル
チームは8-4で勝ちました。
試合後のインタビュー。
インド戦のフル動画。
インド戦のハイライト。
TOP 10 Points。
試合結果を伝える記事。
大会2日目の練習風景。早田ひな選手がチキータレシーブを繰り返し練習するところが出てきます。
第1試合
戸上隼輔/張本美和ペアとパル/ゴルパデペアの対戦でした。とがみわペアは混合団体ワールドカップ2023以来のペアリングです。

3-0勝利でチームに貢献しました。二人共仕上がっています。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
伊藤美誠選手とバトラー選手の対戦でした。伊藤美誠選手はバトラー選手に過去6戦全勝です。

今日はバトラー選手のボールに対応し切れず1-2で負けてしまいました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
松島輝空選手とタッカー選手との対戦でした。

タッカー選手の勢いを抑えられずに2ゲーム落としてしまいましたが、最後の1ゲームはしっかり取り返しました。この試合形式では0-3負けだけは絶対に避けたいところ、プレッシャーに耐えて1ゲーム取ったのは大きかったです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第4試合
みまひなペアとチタレ/ゴルパデペアの対戦でした。みまひなペアが再結成したUSスマッシュ2025で対戦しています。

接戦になった第1ゲームを取り切ると、第2ゲーム以降は流れを渡さず3-0勝利でチームの勝利を決めました。早田ひな選手が仕上がっていて良かったです。
またシングルスの負けもあってか動きの硬かった伊藤美誠選手を、早田ひな選手がプレーと得点時の咆哮で引っ張り、笑顔に変えていったところは、このペアならではでした。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
S1-3:クロアチアとの対戦
次のオーダーでした。
- 戸上隼輔/早田ひなーバン/アラポビッチ
- 張本美和ーラコバッツ
- 張本智和ープツァル
- 張本美和/大藤沙月ーラコバッツ/イエーガー
- 松島輝空/戸上隼輔ーバン/コジッチ
チームは8-2で勝ちました。
試合後のインタビュー。
クロアチア戦のフル動画。
クロアチア戦のハイライト。
TOP 10 Points。
試合結果を伝える記事。
第1試合
とがひなペアとバン/アラポビッチペアの対戦でした。

2-1勝利でチームに貢献しました。クロアチアの男子選手が手強かったです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
張本美和選手とラコバッツ選手の対戦でした。

難敵相手にしっかり3-0勝利でチームに勢いを付けました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
張本智和選手とプツァル選手の対戦でした。

デュースになった第1ゲームを落としましたが、しっかり2-1で勝ち切ってゲームスコアを7-2としました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第4試合
張本美和/大藤沙月ペアとラコバッツ/イエーガーペアの対戦でした。大藤沙月選手は今大会初登場です。

クロアチアペアの追い上げを振り切って第1ゲームを取り切り、チームの勝利を決めました。大藤沙月選手、動き良かったです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
ステージ2:2位通過
ステージ2は、ステージ1を2以内で通過した合計8チームが、(ステージ1で対戦したチームを除いて)ラウンドロビン形式で戦います。日本チームはステージ1を勝ち上がった次の6チームとステージ2を戦いました。
- 1位通過チーム:中国、韓国、ドイツ
- 2位通過チーム:香港、スゥエーデン、フランス
日本はグループ2を1位通過し、2位通過したクロアチアとの対戦成績(8-2で勝利)がステージ2に引き継がれました。都合、ステージ2は6試合でした。
結果、日本チームは5勝2敗で、2位でした。1位は中国、3位はドイツ、4位は韓国でした。

ステージ2ハイライト。
公開待ち。
S2-1:香港との対戦
次のオーダーでした。予想の斜め上を行くオーダーでびっくりしました。
- 松島輝空/大藤沙月ー黄鎮廷/杜凱琹
- 張本美和ー朱成竹
- 張本智和ー林兆恒
- 張本美和/早田ひなー朱成竹/呉詠琳
- 松島輝空/戸上隼輔ー黄鎮廷/陳顥樺
チームは8-2で勝ちました。
香港戦のハイライト。
試合結果を伝える記事。
練習風景。
第1試合
松島輝空/大藤沙月ペアと黄鎮廷/杜凱琹ペアの対戦でした。

香港ペアが強くて激戦になりましたが、2-1で勝ちました。1-2でもおかしくないところ、良く踏ん張りました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
張本美和選手と朱成竹選手の対戦でした。

2-1で勝利しました。朱成竹選手、手強かったです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
張本智和選手と林兆恒選手の対戦でした。

3-0で勝利しました。これぞエース、ハリーは頼れる漢です。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第4試合
張本美和/早田ひなペアと朱成竹/呉詠琳ペアの対戦でした。パリオリンピック団体戦決勝以来のペアリングです。

しっかり1ゲーム取って、チームの勝利を決めました。みんなに余裕のあるゲーム差で回してもらったとは言え、この場面で楽しそうにプレーしているのが印象的でした。
早田ひな選手の状態の良さが、フットワークの軽さに表れていました。今日は1ゲームのみの出場で、少し休息できたことでしょう。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
S2-2:ドイツとの対戦
次のオーダーでした。
- 松島輝空/大藤沙月ードゥダ/ミッテルハム
- 張本美和ーカウフマン
- 張本智和ーチウ・ダン
- 松島輝空/戸上隼輔ードゥダ/フランツィスカ
- 張本美和/早田ひなーカウフマン/ウィンター
チームは8-3で勝ちました。
試合後のインタビュー。
ドイツ戦のハイライト。
第1試合
松島輝空/大藤沙月ペアとドゥダ/ミッテルハムペアの対戦でした。

2-1で勝利しました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
張本美和選手とカウフマン選手の対戦でした。ドイツはオーダーを替えて、カウフマン選手を当ててきました。

3-0勝利でチームに勢いを付けました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
張本智和選手とチウ・ダン選手の対戦でした。

チウ・ダン選手が強くて2ゲーム取られてしまいましたが、最終ゲームはしっかり取り返して1-2とし、チームポイントを6-3として男子ダブルスにつなげました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第4試合
松島輝空/戸上隼輔ペアとドゥダ/フランツィスカペアの対戦でした。日本チームの男子ダブルスがコートに立ったのは、今大会初めてです。

キレッキレプレー連発でドイツペアを圧倒し、2-0勝利でチームの勝利を決めました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
S2-3:スウェーデンとの対戦
次のオーダーでした。
- 戸上隼輔/早田ひなーアントン・シェルベリ/クリスティーナ・シェルベリ
- 伊藤美誠ーベリヤンド
- 松島輝空ーファルク
- 戸上隼輔/篠塚大登ーアントン・シェルベリ/ファルク
- 張本美和/早田ひなークリスティーナ・シェルベリ/ベリヤンド
チームは8-0で勝ちました。
試合後のインタビュー。
スウェーデン戦のハイライト。
TOP 10 Points。
第1試合
とがひなペアとアントン・シェルベリ/クリスティーナ・シェルベリの兄妹ペアの対戦でした。シェルベリペアは国際大会4年ぶりのペアリングだったそうです。

シェルベリ兄妹が強く、1-2で負けていてもおかしくないところ、激戦を制して3-0で勝ってチームに勢いを付けました。特に第1ゲームは18-16の死闘でした。
とがひなペア、仕上がりが良く、勝負強さもありました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
伊藤美誠選手とベリヤンド選手の対戦でした。初対戦でした。

実力差があり、圧倒して3-0勝利でした。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
松島輝空選手とファルク選手の対戦でした。2年前の初対戦時に負けています。

しっかり2-0で勝ってリベンジを果たし、チームの勝利を決めました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
S2-4:韓国との対戦
次のオーダーでした。申裕斌選手は疲労の蓄積による故障のため、今大会3日目から試合に出場していません。
- 戸上隼輔/早田ひなー呉晙誠/崔孝珠(オ・ジュンソン/チェ・ヒョジュ)
- 張本美和ー李恩惠(イ・ウンヘ)
- 松島輝空ー安宰賢(アン・ジェヒョン)
- 篠塚大登/戸上隼輔ー呉晙誠/安宰賢(オ・ジュンソン/アン・ジェヒョン)
- 伊藤美誠/早田ひなー李恩惠/崔孝珠(イ・ウンヘ/チェ・ヒョジュ)
チームは8-2で勝ちました。
試合後のインタビュー。
韓国戦のハイライト。
TOP 10 Points。
試合結果を伝える記事。
試合前練習。
第1試合
とがひなペアと呉晙誠/崔孝珠(オ・ジュンソン/チェ・ヒョジュ)ペアの対戦でした。韓国はペアを替えてきました。

第1ゲームを6-2から逆転されて落としましたが、第2ゲームから修正し、とがひなペアらしいプレーで2-1勝利し、チームに勢いを付けました。韓国ペア、強かったです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
張本美和選手と李恩惠(イ・ウンヘ)選手の対戦でした。李恩惠選手は最近好調です。

1-2で負けていてもおかしくないところ、踏ん張って2-1勝利でチームに貢献しました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
松島輝空選手と安宰賢(アン・ジェヒョン)選手の対戦でした。強敵です。

接戦を制して3-0勝利し、ゲームカウントを7-2としました。松島輝空選手、強かったです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第4試合
とがしのペアと呉晙誠/安宰賢(オ・ジュンソン/アン・ジェヒョン)ペアの対戦でした。篠塚大登選手は今大会初めてコートに立ちました。

1Gしっかり取り切って、チームの勝利を決めました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
S2-5:中国との対戦
次のオーダーでした。日本は決勝での再戦をにらんでオーダーを組んだようです。
- 戸上隼輔/張本美和ー王楚欽/孫穎莎
- 伊藤美誠ー王曼昱
- 松島輝空ー梁靖崑
- 篠塚大登/戸上隼輔ー王楚欽/林詩棟
- 張本美和/大藤沙月ー蒯曼/王曼昱
チームは5-8で負けました。
試合後のインタビュー。
中国戦のハイライト。
TOP 10 Points。
第1試合
戸上隼輔/張本美和ペアと王楚欽/孫穎莎ペアの対戦でした。

0-3で負けました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
伊藤美誠選手と王曼昱選手の対戦でした。

1-2で負けましたが、らしさ全開でした。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
松島輝空選手と梁靖崑選手の対戦でした。

2-1勝利でした。松島輝空選手、強かったです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第4試合
とがしのペアと王楚欽/林詩棟ペアの対戦でした。

2-1勝利でした。とがしのペア仕上がっています。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第5試合
張本美和/大藤沙月ペアと蒯曼/王曼昱ペアの対戦でした。

惜しくも第1ゲームを落としてチームは5-8で負けました。
フル動画
公開待ち。
ハイライト。
S2-6:フランスとの対戦
次のオーダーでした。日本はステージ3進出が決定していたので、連戦していた選手を休ませるオーダーで臨みました。
- 篠塚大登/伊藤美誠ーA・ルブラン/袁佳楠
- 大藤沙月ープリティカ・パバド
- 張本智和ーF・ルブラン
- 張本智和/篠塚大登ーF・ルブラン/A・ルブラン
- 伊藤美誠/大藤沙月ー袁佳楠/パバド
チームは7-8で惜敗しました。チーム戦とは言え、やりにくさもあったに違いない起用でしたが、みんな頑張りました。
試合後のインタビュー。
フランス戦のハイライト。
TOP 10 Points。
試合結果を伝える記事。
第1試合
篠塚大登/伊藤美誠ペアとA・ルブラン/袁佳楠ペアの対戦でした。

篠塚大登/伊藤美誠ペアは初ペアリング、ほぼぶっつけ本番だったと思われますが、実力の高さを見せて3-0勝利でチームに勢いを付けました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
大藤沙月選手とプリティカ・パバド選手の対戦でした。大藤沙月選手はパバド選手に4連勝しています。

2-1勝利でした。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
張本智和選手とF・ルブラン選手の対戦でした。張本智和選手が0勝4敗している天敵です。

いつも以上にサーブに苦しめられて0-3で負けましたが、今日の試合のことは忘れていいと思います。失礼な中国人観客とそれを抑えられない大会運営者は最低です。
フル動画。
ハイライト。
第4試合
張本智和/篠塚大登ペアとF・ルブラン/A・ルブランペアの対戦でした。

0-3で負けました。シングルスの負けを引きずってしまった印象ですが、この敗戦も忘れていいです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第5試合
伊藤美誠/大藤沙月ペアと袁佳楠/パバドペアの対戦でした。伊藤美誠/大藤沙月ペアはレアです。

即席ペア、10分程度しか練習してなかったとのことすが、実力の高さを見せて2-1勝利でした。が、チームは惜しくも7-8で負けました。追い上げた第3ゲーム、惜しかったです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
ステージ3:準優勝(銀メダル)
ステージ2の結果、上位4チームが大会最終日に行われるステージ3に進出します。ノックアウト形式のトーナメントで、ステージ2の1位と4位、2位と3位が準決勝を戦います。また3位決定戦(銅メダル決定戦)があります。

日本は準決勝でドイツに勝って決勝に進出しましたが、強すぎる中国に圧倒されて1-8で負けてしまいました。それでも素晴らしい準優勝(銀メダル)でした。
準決勝
ドイツとの対戦でした。
次のオーダーでした。
- 篠塚大登/伊藤美誠ーフランチスカ/カウフマン
- 張本美和ーウィンター
- 松島輝空ーチウ・ダン
- 松島輝空/戸上隼輔ーチウ・ダン/ドゥダ
- 張本美和/大藤沙月ーカウフマン/ミッテルハム
チームは8-3で勝ちました。
試合後のインタビュー。
ドイツ戦のハイライト。
TOP 10 Points。
試合結果を伝える記事。
第1試合
篠塚大登/伊藤美誠ペアとフランチスカ/カウフマンペアの対戦でした。

3-0勝利でチームに貢献しました。篠塚大登/伊藤美誠ペア、WTTシリーズでも見たいです。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
張本美和選手とウィンター選手の対戦でした。

どのゲームも接戦でしたが、2-1勝利でチームに貢献しました。疲れがあると思いますが、あとひと試合です。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
松島輝空選手とチウ・ダン選手の対戦でした。

チウ・ダン選手が絶好調で0-3負けでもおかしくないところ、1-2と踏ん張りました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第4試合
松島輝空/戸上隼輔ペアとチウ・ダン/ドゥダペアの対戦でした。

2-0勝利でチームの勝利を決めました。戸上隼輔選手、キレッキレでした。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
決勝
中国との対戦でした。
次のオーダーでした。
- 松島輝空/大藤沙月ー王楚欽/孫穎莎
- 張本美和ー王曼昱
- 張本智和ー林詩棟
- 松島輝空/戸上隼輔ー梁靖崑/王楚欽
- 伊藤美誠/大藤沙月ー蒯曼/王曼昱
チームは8-1で負けました。中国の強さは圧倒的でした。
試合後のインタビュー。
中国戦のハイライト。
第1試合
松島輝空/大藤沙月ペアと王楚欽/孫穎莎ペアの対戦でした。

0-3で負けました。王楚欽/孫穎莎ペア、強すぎました。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第2試合
張本美和選手と王曼昱選手の対戦でした。

0-3で負けました。王曼昱選手は完璧でした。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
第3試合
張本智和選手と林詩棟選手の対戦でした。

1-2で負けました。チームは1-8で負けました。それでも素晴らしい準優勝(銀メダル)でした。
フル動画。
公開待ち。
ハイライト。
まとめ
- 日本はステージ1を1位通過、ステージ2を2位通過でステージ3に進出しました。
- ステージ3の準決勝でドイツに勝ちましたが、決勝で強すぎる中国に圧倒されて準優勝(銀メダル)でした。
- 日本はダブルスの強さを活かして様々なオーダーを試しました。ステージ3まで含めると試合数が合計11にもなるため、選手の疲労も考えてオーダーを工夫する必要があります。
- 中国人観客の一部が特定の選手に向けて許されない発言を行ったり、選手の入場時に運営側が選手名をコールしないというあり得ない対応をしたなど、国際大会を開催する資質を疑われる事案が起きました。
早田ひな選手が起用された試合
早田ひな選手が起用された試合の一覧です。

起用されて出番が回ってきた試合の全てで勝利を手にできました。
ステージ2の最終日の2試合と決勝トーナメントの2試合では起用されませんでした。決勝トーナメントで起用されなかったので、怪我か体調不良ではないかと心配されましたが、決勝戦後のインタビューで「ファイナルズ頑張ります」とあったので、怪我ではなかったことは確かです。
大会最終日(決勝トーナメント)に起用されなかったことについては、ファンの多くが疑問に感じ、心配したはずです。その理由はいずれ公表されるでしょう。
大会終了後
準備中。
おまけ
滅多に使われないボール
試合後のインタビューで、ボールが普段使っているものと違う、という話がありました。スポンサー一覧から、おそらく今大会のボールはOWNWINのもので、ワールドカップマカオ2025で使用されたものと同じではないかと思われます。
早田ひな選手はワールドカップマカオ2025のインタビューで、このボールは年に1回使うかどうかのもの、みんな苦労しているように見えるけど、最後勝つ人は勝つ、ということを話していました。
早田ひな選手は今大会、ボールには順応できているように見えました。でも裏には相応の苦労があることでしょう。
ロサンゼルスオリンピックでは
僕は現在の混合団体ワールドカップの試合形式が、そのままロサンゼルスオリンピックで採用されるとは思えないです。あまりに現行の卓球の試合と違いすぎるからです。
僕はシンプルに次の仕様がいいと思っています。
- 第1試合は混合ダブルス。
- 第2試合から女子シングルス1、男子シングルス1、女子シングルス2、男子シングルス2で全部で5試合。
- 各試合は5ゲームマッチ、3ゲーム先取。
- 3試合先に取ったチームが勝利。
- 混合ダブルスに出場した選手はシングルスには出場できない。
- 同一選手はシングルス1とシングルス2の両方に出場できない。
男女混合の団体戦だけど、ダブルス競技に重点を置く必要はないので、混合ダブルス+シングルス4試合がいいと思いました。







































































































