2027年にカザフスタンで開催される世界卓球選手権(個人戦)の選手選考基準が公表されています。その前年に開催されるアジア選手権大会が、世界卓球選手権の予選会を兼ねることから、世界卓球選手権への出場を目指す選手は2026年アジア選手権大会(個人戦)に出場して勝ち進む必要があります。
*アイキャッチ画像は世界卓球ドーハ大会特別サイトからの引用です。
選手選考基準
2024年から、アジア選手権大会(個人戦)が翌年に開催される世界卓球選手権(個人戦)の予選会を兼ねるようになりました。そしてアジア選手権大会(個人戦)で勝ち進むと世界卓球選手権(個人戦)への出場資格が付与されるため、まずアジア選手権大会(個人戦)への出場資格を得る必要があります。
2026年アジア選手権大会(個人戦)の選考基準
日本卓球協会は2026年アジア選手権大会(個人戦)の日本代表選手選考基準を公表しています。以下はその内容を噛み砕いたものです。
- アジア選手権大会エントリー締切日の14日前が含まれる週のシングルス世界ランキング日本人上位3名*1
- アジア選手権日本代表選考会優勝者
- 2026年全日本選手権大会一般の部シングルス優勝者
- 上記で選出された選手が重複し、最大出場枠数に満たない場合には、*1を除いた、アジア選手権大会エントリー締切日の14日前が含まれる週のシングルス世界ランキング日本人選手上位順で選出
- 男女ダブルス・混合ダブルス代表ペア(最大出場枠数:男女ダブルス各2ペア・混合ダブルス2ペア)は、上記で選考された選手に基づいて、優勝もしくはメダル獲得の可能性が高いペアを強化本部にて決定する。ただし、これらダブルス3種目の代表にはダブルス専用要員として、上記で選考された以外の選手を男女合計最大4名まで加えることがある。
2026年は個人戦なので、シングルスに関しては推薦枠なし、実力で決まります。ダブルス競技は従来通り強化本部が決めます。
なお、アジア選手権大会エントリー締切日は8月中旬から9月上旬と予想されます。
国内選考会
アジア選手権大会(個人戦)の1枠を選手24名が競う、厳しい選考会です。出場権は優勝者のみに与えられます。
- 日程:2026年5月26日~28日
- 場所:所沢市⺠体育館
- 試合方法:男女各24名の参加者を8グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ1位の選手計8名で決勝トーナメントを行う。全試合5ゲームマッチ。
出場資格者は次の順番で24名に達するまで選出します。
- 2026年全日本卓球選手権大会一般の部シングルスベスト8以内の選手
- 選考会開催の30日前が含まれる週の世界ランキング20位以内に入る選手のうち、上位より最大4名
- 2025年全日本社会人卓球選手権大会シングルス優勝者
- 2025年全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)シングルス優勝者
- 2026年全日本卓球選手権大会ジュニアの部ベスト4以内の選手
- 2025年世界ユース選手権大会U19・U15シングルス優勝者
- 2026年アジアユース・世界ユースU18日本代表国内選考会優勝者
- 2026年アジアユース・世界ユースU15日本代表国内選考会優勝者
- 以下省略
2027年世界卓球選手権(個人戦)の出場権を得るには
2024年アジア選手権大会(個人戦)と同じ要領だとすると、2027年世界卓球選手権(個人戦)の出場権を得る条件はこうなります。
シングルス
- R32で勝利してベスト16に進出した選手。
- R32で負けた16名が1試合行いその勝者8名。
- さらに順位決定戦を行い25位から32位を決定し、アジアに割り当てられた枠が埋まるまで上位選手から。
2026年アジア選手権大会で出場資格を穫れなかった場合でも、世界ランキング枠に空きがあるなら、次の順序で付与されます。
- 2027年全日本選手権大会シングルス優勝者。
- 最終エントリー日の14日前が含まれる週の世界ランキング上位順。
ダブルス、混合ダブルス
- R16で勝利してベスト8に進出したペア。
- R16で負けた8ペアが1試合行いその勝者4ペア。
- さらに順位決定戦を行い13位から16位を決定し、アジアに割り当てられた枠が埋まるまで上位ペアから。
2026年アジア選手権大会で出場資格を穫れなかった場合でも、世界ランキング枠に空きがあるなら、日本卓球協会がペアを選出します。
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